米アマゾン、とうとう検索サービス開始

CNET Japan – 梅田望夫・英語で読むITトレンド:アマゾンが仕掛ける「書籍のグーグル」は成功するか

いつもどおりの元ネタで恐縮ではございますが(藁

米アマゾンの検索サービス、正式名称は”Search Inside the Book”と言うようです

場所は

Books > Search Inside the Book

と非常にわかりやすい場所に動作の説明があり、しかも現在いつものトップページ部分にCEOであるJeffからのコメントがデカデカと掲載されています。そりゃここまで気合入れて作ったわけだから。

動作はこうです。

・今まで同様検索キーワードを入れる。

・結果の表示には本のタイトル等の基礎情報に加え、文中のテキスト分でヒットしたものが表示されている。つまり、純粋にコンテンツでヒットする文献を検索してくれているわけである。

取り扱い書籍全てにおいて、この対応を本当にしているのか確証はないのですが、これは大したものだ。
立ち読み・・・確かにそうだね。その感覚。

今後出版社、作者の協力も貰うことで更に良いサービスにしていこうと言うつもりらしいが、ここでどうしても矛盾を感じてしまうわけである。

文献に残る情報をオンライン化する事で、本の売上げを伸ばそうとするのが目的だとしてもだ、人が検索エンジンを利用する場合、大抵はそのキーワードに付随する情報が得たいだけであり、そのキーワードを含む分権を購入したいかどうかは別の次元だと考えられる。もちろんコンバージョンレートは今までのGoogle検索より更に向上するのだろうし、少なくともリアルな店舗の立ち読みでは得られないカスタマーエクスペリエンスを実現してくれるサイトになった。しかし究極の回答としてはオンライン化した事が購買に結びつくとは考えられない。少なくとも僕はこのサイトで情報を得るようになるだろうが、購入額が向上するかは別の次元だと捉えている。

もちろん!アマゾンとしてはその検索キーワードさえ手に入ればマーケティングデータとしては十分なのかも知れないが。

後は著作権の問題が残っているのですか?確かにアマゾンの言い分は理解可能な範疇ですが、2次利用、3次利用について技術的に何も策を打っていない現在の仕組みは問題だと僕は思います。

そんなわけで。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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