ノザキのコンビーフ

面白いメールが昨晩来たので簡単にそのネタを。

夜中に来た英文メール(の要旨)

・NOZAKI’S Cornbeefの英語の情報を探している
・我々は西インド諸島のバルバドス島にいるんだけど、そのコンビーフを輸入したいと思っている。
・なのでコンビーフの英語の情報をFAXか電話でくれ。

・よろしくね!

ってな感じ。

********回想始まり

・・・確かに昔は苗字が同じ”野崎”である事から”コンビーフ”と呼ばれ、ムカついたあげく、そいつを蹴っ飛ばした経験もあった程、僕の世代位までの人達には有名なこの”ノザキのコンビーフ”。

なぜに有名かは今でも山手線のちょっとマイナーな方の駅に行けば残っている看板と”あの”CMのメロディのせいである・・・

*****回想終わり

メールの送り主がたまたま「ペリー」と言う人だったので、どうせネタだろうと思い、日本は開国するつもりは無いとだけ返事をしておこうかとも思った。が、良く読むとビジネスの話も書いてあるし、もしかしたら本当に真面目な内容なのかも知れないと思い始めた。とりあえずやれる事はやっておこうと思い、エスカレーションする事にした。

が、ふと疑問が・・・。
ノザキのコンビーフってどこが販売しているのだろうか?

ちょっと詳しい人であればその販売元が”野崎産業”である事はまだ覚えていらっしゃるはず。

でもそういう名前のサイトって無いのよ。
”野崎産業のホームページへようこそ”
とかありそうなのにさぁ。

・・・でも見つけました。
今の販売元。

川鉄商事

[驚嘆の事実]
何と野崎産業は川鉄商事に合併されていたのだった・・・ったっ・・たっ・・・(エコー)!

どうりでサイトが無いのに商品が流通しているわけです(もう10年以上買った記憶がないので想像だけど)。

何で合併しちゃったんでしょうね。やっぱりバブルで炸けちゃったのでしょうか?国内においてはかなりのブランドだったと思うんだけど(コンビーフとしては)。社長さん、自己破産したのだろうか?

一応エスカレーション先もわかったのでペリーからのメールを転送した。

その後、川鉄商事の方から丁寧にお返事まで頂戴したし、これで一安心。今日はとても良い人になった気分である。

ちなみにノザキのコンビーフは国内販売専用品だそうですよ!

そうだ。ひとつ案内を。

to someone all over the world looking for the infomation about “NOZAKI’S Cornbeef”.

Go to Kawasho.

That’s all.
Thank you.

from Webmaster of NOZAKi.COM

よろしく。

<2013/04/18 updated>
リンク先の川鉄商事(現在の販売は川商フーズ)のリンク先が変わっていたので貼り替えました。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
✨ コーヒーとクラフトビールの愛好家で、在宅勤務を楽しむジェネレーションアルファ世代の父。Bromptonでのサイクリングをこよなく愛する。

最近のプロジェクト:
AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。デジタルアートの新境地を探求。
1999年から続く私のウェブサイトは、私の長年のライフワークであり、成長と学びの旅の記録です。未熟なコンテンツもありますが、それもすべてが私の経験の一部。SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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コメント

  1. 市川電蔵 より:

    こんにちわ。
    「野崎のコンビーフ」は私の勤める会社でずーっと作ってます。
    まさかこんなオファーが海外から来るとはね。
    ちなみに野崎産業は川鉄商事に吸収、野崎の得意分野だった皮革・ヘリコプター部門くらいしか旧社員の方は残ってないみたいです。
    盛者必衰の理ですな。

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