11月24日
今日現在でワイヤレスLANは無事に稼動しているどこをどうやっていじったかは非常に簡単。
本体のドライバーをどうこうするのは諦め、アクセスポイントの設定を変えてみた。
[変更点]
まず、セキュリティの面からよろしくないのだが、WEPをはずす。
それから肝心なSSIDをはずし、ANYにした。
これは要するにインターネットカフェ状態にするということである。
ANYと言うのは接続するネットワークは誰でも良いですと言う意味であり、WEPの鍵がないと言うのは、誰でもどこのNWに繋いでも良いですと言う設定なわけだ。確かに我が家は常時接続だし、マシンごとのセキュリティは万全。
でもただでインターネットに接続させるのもしゃくだなぁと思っている。今回の解決策で唯一セキュリティ関連で動作確認が取れているのはMACアドレスの認証。
これは機器それぞれに製造時から振られている物理的なアドレスを見て接続制限を掛けるものである。今はこのSRX7ともう一枚のワイヤレスLANカードのみである。
なんとも情けない結果だが、ひとまずうまく動いているので良しとしている。
そういえばWindowsXPのワイヤレスLAN対応は大変うれしい機能のひとつだ。
しかし、ワイヤレスネットワークへの認知スピードが結構遅い。
例えばこのSRX7には本体左脇にワイヤレス機能のOn/Offボタンがあるのだが、こいつをOnにしてからOSがネットワークを認識するまでに大体1分くらいかかる。XPになってかられレジュームからの復帰がとても早くなったので、かえってこの遅さが気になってしまうのである。まぁ繋がるわけだから良しとしているが、エクスペリエンスを謳うOSならば是非とも改善して欲しいと願っている。
ワイヤレス関連で手薄になっていた他の部分について記録しておきたいと思う。
○キーボード&タッチパッド
世間一般で言われているキーボードのタッチの軽さ、しっかり感の無さは正直言ってあると感じている。
今回わざわざ英語キーボードに換えて購入したわけだが、上記の点は変わりなし。
個人的にはこれはこれで結構良いと思っているが、確かにライバルとして悩んだIBM社のキーボードに比べると残念ながら2歩くらい遅れを取るエクスペリエンスだと感じている。
1:キータッチが軽い
2:剛性感が無い
3:微妙に小さい
気になっているのはこの3点だ。
一応メカニカルキーボードマニアとしてはもうちょっと剛性感が欲しいところである。
続いてタッチパッド。
普段マウスかThinkPadのトラックポイントを常用しており、タッチパッドは昔使っていた505EX64以来になる。当時でもあまり不自由していなかったので、今回も問題ない。
それどころか機能が色々追加されているのでびっくりした。
一番ありがたいのはパッドの右端がスクロール機能を持っている事。
ウィンドウを選んでパッドの端を上下するとホイールでスクロールするのと同様の事が出来る。これを最初に見たのはLet’s NOTEだったと思うんだけど、とても便利。
SONYお得意のジョグダイヤルですが、これもまた慣れると便利。ソフトが良くて、ほとんどパッドを使わなくてもウィンドウを操作できるようになっている。まぁいちいちクリクリ回すのはうざいので、すぐにパッドでカーソルを動かすのだが、片手で不精モードになりたい時には大変ありがたい。ついでに今回から付いたと言われるバックボタンも便利である。
酷評されているプリインストールのSONYアプリだが、このホイールと合わせて面白いのがあった。Visual Flow2.1と言うソフトなのだが、エクスプローラーを視覚的に変えて楽しめるソフトみたいで、画像を探すときにホイールをクリクリするだけで良いので、意外に便利だと思っている。まぁ確かにソフトは重いんだけど、このマシンくらいなら全然OK。
○ディスプレイ
世間一般の掲示板で騒がれている通り、このマシンもインバーターらしき部分の高周波がある。聞こえないと言われればそれまでだが、気にすると聞こえる。いや、はっきり言って聞こえる。でもあまりうるさいとは感じていないので、掲示板で書き込んでいる人達はよっぽど気になるんだろう。もしくは静かなマシンを常用していた人に違いない。
タダで直してくれると言うなら直してもらいたいが、そのためにマシンを交換されてしまうと、他の部分に不具合が出ないか心配だからちょっと悩む。
ちなみに僕は会社でもっとうるさいIBM社製品を使っているので、この程度じゃ気になってない。
そうそう。前のSRで言われていたドット抜けなるものも無い。あるのかも知れないが僕は気が付いていない。いつの日か、CTECか何かで展示されていた有機ELがノートPCに採用されたら更に魅力があるだろうと思ってはいる。
購入元がソニースタイルだったので、特典で付いてきたプライバシーフィルターと言う横から見えなくするシートがあるのだが、これは便利で不便。
何しろ電車など外光が強い場所で使用するときには使用者本人も見えないから。
外光が思いっきり反射するらしく、どこにカーソルがあるのかわからん。
まぁそういう時は素直にディスプレイを明るくするか、使わないかに限る。
それ以外では、効果の程がわからないにしてもまぁまぁ便利だと思っている。
○ハードディスク
こちらも世間一般で騒がれている通り、カッコンカッコン言う。
個人的にはHDDの仕組上こういう音がして正常なんじゃないかと思っていたが、世間一般では違うらしい。何しろ昔から仕事でノートパソコンを常用してきた身としては、ノートのHDDはえらくうるさいと感じていた。少なくとも2~3年前までのデスクトップのHDD並みにうるさいと思っていた。家のHDDを買い換えた時に気が付いたのだが、ここ最近のディスクは回転音がちっとも聞こえない。怖いくらいに聞こえないので、それに慣れていると確かにうるさいと思うのだが、以前使用していた(今は無き)Q社のディスクに比べれば全然静か。あまり比較対照にはなっていないけど。
ちなみに僕のSRXに搭載されているのは東芝製HDDです。ネットのレビューにはIBM製と書いてあったが、これは製造上の問題か何かで変更されているのでしょう。IBMのディスクは個人で買った事がないし、そもそもThinkPadのディスクのうるささを思い出してしまうので、大して違いがあるとも思わないのだが。
○バッテリー&AC
当初の購入計画時から気になっていた部分だが、実際うまく使うと4時間以上いけると感じている。設定は「スタミナ」モードで時々通信、ひたすらキー打ち、アプリ立ち上げ、終了である。あ、一応使う宛の無いメモリースティックドライブには電源を入れていない。前に使っていたDynabookSSやThinkPad570、はたまた505EX64なんかに比べたら格段に進化していると感じている。バッテリーだけで3時間以上持つのは普通なら大容量バッテリーを使わないと駄目だったから、標準でこれだけいければ合格としましょう。でもACは駄目だね。でか過ぎ。あまり持って歩きたくない。僕は普段はバッテリーで、そこそこ使用率が低下した頃に充電するので、ほとんど家においてある。サードパーティで前の機種SRで使える小型ACがあるみたいなので、SRXにも対応できている旨のアナウンスが出たら、買ってしまうかも知れない。
でもワイヤレス環境の発想から言うと、大容量バッテリーに走るべきなんだろうけど、VAIOの大容量バッテリーはちょっとカッコ悪いから。
そう。バッテリーの持ちに関係ある話として、メモリー容量をアップさせる策は効果あります。まずハードディスクを回転させる機会が減るので、これだけでもかなりの電力消費が減るでしょう。まぁ回転を止めないといけないのだろうけど、それじゃ作業実行上待たされるので僕はやっていない。ついでにメモリー増加を有効にするためにNT Kernelをメモリーに乗せておく事もやった方が良いでしょう。これで処理が早くなるし、ディスクの回転が減ります。
処理スピード向上にはもうひとつ。PIIIのキャッシュをOSにきっちり認識させる事。
このP3 Mのキャッシュは512kである。これを認識しておいてもらえれば、処理は格段に早くなると思う。
上記2点はレジストリをいじる事で変更でき、Win2000(NT?)時代から結構有名なチューニングである。
○大きさ
わざわざB5以下のサイズを選んだわけだが、やっぱりでかい。
かといってC1やリブレットは使用しているとスクロールが増え、中途半端なので困る。
仕様によるとSRXの方がS30よりも数ミリ小さいようだ。実際には大差ないとは思うが、その小ささと軽さは確かにあるでしょう。でも小さいとは言っても両方とも全くの四角じゃないんだよね。S30は評判が悪いエラが付いてるし、SRXもPCカードやHDDがちょっと出っ張っている。ましてP-in入れたらどちらの機種も出っ張っている。つまりはすっぽりカバンに放り込むには勇気が入るわけ。まぁ黒いS30の方がモバイラーとしてならかなり憧れるんだけど、仕事っぽさが残っているし、昔の220や530CSよりも大きいので駄目である。もうあのサイズのPCは作ってくれないんでしょうか?
○発熱量
まぁCPU自体の電力消費と発熱に関しての詳しいことはIntelのサイトでも探していただくとして、使いながら感じた熱について記録しておきます。
まぁ冷たいとは言えないが、以前使用していたDynabookSSに比べると大変静かで熱くない。DynabookSSはホントに熱くてキーボードを打つ手が真っ赤になりかけた記憶がある。それに比べるとほんのり暖かいSRXは実用に耐えている。(冬だからとは思うけど)
確かにファンが回っていないね。会社で使用しているThinkPad570はブゥンブゥン回るのに熱はもっとひどいから設計上、廃熱がしっかり排出されているのでしょう。これはすばらしい事です。
SRX7に関しての総括点です。
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